コースの特徴
表面工学コース
1962年、関東学院大学は、プラスチックにめっきを施す技術の工業化に世界で初めて成功しました。金属やガラス、プラスチックなど、材料の「表面」に加工を施し、本来持ちえない新たな機能を加える「表面工学」の技術。この技術は、日本の基幹産業である自動車をはじめ、スマートフォンや各種センサーなどの精密機器や、再生医療に必要なバイオ技術の分野にも応用されており、私たちの身の回りの多くのものに関わっています。そして、コロナ禍により、高速かつ大容量のデータを送受信する5Gは、今後の通信手段の発達に欠かせない技術となり、めっき技術が応用されている半導体は、通信機器の他、自動車、医療機器、ロボットにも必須で、自動運転やAIなどデジタル化が加速するこれからの経済のカギを握るともいわれています。表面工学コースでは、これまで培ってきた「産官学連携」の実績と長い歴史によるネットワークや強みを生かし、この分野において社会貢献を目指し、即戦力になるべく社会人力の養成に注力していきます。
STUDY KEYWORD
- 表面工学
- めっき
- 産学連携
- 教員養成
カリキュラム
半導体などの精密機器の製造や技術革新に欠かせない、表面工学の知識と技術を学びます。
学科紹介動画
学部紹介
理工学部 理工学科 数理・物理コース 准教授
船木 靖郎
模擬講義
理工学部 理工学科 応用化学コース 教授
小岩 一郎
【研究分野】
エレクトロニクス実装工学、薄膜工学
【研究テーマ】
スマートフォンに代表される高密度実装技術/新規薄膜材料の開発やその薄膜の解析
教員紹介
教員 | 研究テーマ | 業績など |
---|---|---|
小岩 一郎 Ichiro Koiwa |
スマートフォンに代表される高密度実装技術 |
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田代 雄彦 Katsuhiko Tashiro |
ファインバブルの表面工学への応用 |
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盧 柱亨 Joo-Hyong Noh |
めっき・薄膜成長 |
関連リンク
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進化する表面工学で未来を輝かせたい
工学から医療まで幅広い分野で導入される「表面工学」の技術。関東学院大学の材料表面工学研究所は、この分野の研究開発を産学連携というかたちでリードしています。表面工学の研究・技術進化の先の未来がここにあります。
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めっき技術で彩る「健康社会」
「めっき」技術の進化で新しい健康社会の実現をめざす研究者がいます。「めっき」を体内に取り入れる技術開発やウェアラブルデバイスへの応用により、人間の体内の再生や生体情報の管理を行うなど、私たちの体の治療技術の発展や健康維持に繋がる最新の研究をご紹介します。
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研究とものづくりを繋ぐ架け橋に
この10年で社会に劇的な変化を与えた情報ネットワーク。これからの情報化社会にもとめられる技術を企業と共に開発する研究が進んでいます。世界中が繋がるための技術をどのように生み出していくか、盧柱亨教授が熱く語ります。
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