横須賀美術館で開催された「Koyart」の展示・販売イベントに大学院工学研究科建築学専攻の柳澤研究室と粕谷研究室が参加しました。

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10月23日(土)、24日(日)に横須賀美術館 海の広場にて開催された、koyartで制作された野菜の販売小屋の展示と横須賀・三浦半島で作られた野菜を販売するイベント「koyart~小屋とアートと地域の新鮮野菜に出会う~」に大学院工学研究科建築学専攻の柳澤研究室と粕谷研究室が参加しました。

「koyart」とは、三浦半島に設置されている無人野菜販売所の課題解決に向け、2018年から始動しているプロジェクトです。本学からは、両研究室が参画しており2020年11月に行われたオンラインイベント「DESIGNART TOKYO」で各研究室のデザインをプレゼンテーション形式で披露し、2021年3月には実際に制作した野菜販売所での販売イベントに参加しています。

今回のイベントには、昨年度制作した『浦風』『野菜の居所』の2作品と、新作の『つつうら』『ベジー』を加えた計4作品での展示・販売を行いました。
柳澤研究室の新作『つつうら』は野菜販売所の野菜の見せ方、野菜の売り方に着目し、タワー型でらせん状に棚が空に向かって伸びていくような、おおらかな無人野菜販売所を計画しました。「昨年度制作した移動する野菜販売所『浦風』での販売イベントの参加経験を活かし、今年度のテーマを検討しました」と話すのは髙桑健さん(工学研究科修士2年)。「お客様が楽しく野菜を選べる体験型の野菜販売所を提供したいと考え、デザインを考えました。前回のイベントでは卒業した先輩方が制作した浦風で参加しましたが、自分でテーマから検討し制作した『つつうら』で販売イベントに参加することができて嬉しいです」と髙桑さんは笑顔で話しました。

粕谷研究室では、まるで動物の親が子供を守るように「お腹」に野菜を入れた、そんな直売所『ベジー』を制作。「直接陽が当たって野菜が傷まないように形を工夫しました。ペンギンをイメージした『ベジー』は木の板でできているのに愛嬌があること、単体ではなく複数のベジーで”直売所のある風景”をつくり出すことを目標にしました」と伊藤暖さん(工学研究科修士2年)は振り返ります。「実際にベジーを欲しいと声をかけていただいた農家さんもいらっしゃいました。無人野菜販売所として実用化され、三浦半島の畑の中にベジーたちが並んでいる風景を私たちは想像しています」と伊藤さんは話しました。

また、koyartでは横須賀美術館での展示に続き、世界中からアート・デザイン・インテリア・ファッション・テクノロジー・フードなど様々なジャンルのモノやコトが集結し、都内各所にて多彩な展示を行うDESIGNART TOKYO 2021に参加し、10月27日(水)~29日(金)の3日間、東京・代官山のヒルサイドテラス サロンウェストにてkoyartの活動を紹介する作品展示を行いました。

イベント会場では、粕谷准教授がDESIGNARTのインタビューをうけ、koyartの詳細や各大学の作品のコンセプトについての紹介しました。インタビューの様子は Instagram Liveで配信されました。

関東学院大学は今後も地域と連携した実践的な学びを推進していきます。

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