研究報
Research Expectations
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#KGU_RESEARCHERS
研究報
Research Expectations
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第13弾は、関東学院大学 経済学部 青柳 健隆 教授による「スポーツ教育学とパーソナルコーチング」。現在、部活動の現場では少子化や教員のワークライフバランス、部活動の地域移行などの課題が山積し、また、部活動の運営や指導、安全面や責任の所在などにも問題を抱えています。豊かなスポーツ経験を増やすための方策、そこから気づきや学びを引き出す方法論としてのパーソナルコーチングについて研究する青柳健隆先生に、これからの部活動指導のありかたについて語って頂きます。
青柳 健隆 KENRYU AOYAGI
経済学部 教授
関東学院大学経済学部経済学科 教授
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科博士後期課程修了。博士(スポーツ科学)
日本学術振興会特別研究員PDを経て、2024年より現職。
「スポーツ教育学」を研究のルーツに、スポーツを通じて人が成長するとはどういうことかを日々考えている。「人はいかに成長できるか」を探求するべく、部活動などにおける「豊かなスポーツ経験を増やす」ための方策とそこから「気づきや学びを引き出す」方法論としてのパーソナルコーチングの研究に取り組む。
実践面では、「コーチング科学研究所(RICS)」の代表を務め、パーソナルコーチとしての活動や研修事業など、研究成果の普及・社会実装・アウトリーチにも注力している。また、このようなパーソナルコーチング普及事業は、2024年度に関東学院大学発ベンチャーとして認定を受けている。
1) 青柳健隆. 上級アスリートへのパーソナルコーチングの作用. 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集. Vol.70, pp.483-, 2024.
2) 青柳健隆. 質的研究の特長:量的研究との相違点と共通性 . 日本健康教育学会誌, Vol.31,No.3, pp.166-172, 2023.
3) 青柳健隆. パーソナルコーチング実践教材カードゲームの開発. 経済系:関東学院大学経済経営学会研究論集. Vol.288, pp.66-82, 2023.