研究報
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#KGU_RESEARCHERS

死後のデータとプライバシー

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INTERVIEW 06

関東学院大学の研究者の頭の中を巡る知の冒険「#KGU_RESEARCHERS ー研究者たちが今考えていること。ー」。 第6弾は、関東学院大学 人間共生学部 折田 明子 教授による「死後のデータとプライバシー」。デジタル社会の発展にともなって、死後のデータの取り扱いとプライバシーの問題は、新たな社会課題となりつつあります。死後も残るSNSなどのデジタル遺品や、AIによるデジタル故人といった現代の課題について、死後のプライバシーを切り口に語って頂きます。

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折田 明子 AKIKO ORITA

人間共生学部 教授

慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程単位取得退学後、博士
(政策・メディア)取得。中央大学ビジネススクール助教、Kennesaw State
University 客員講師、
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任講師を経て2013年より本学に専任
講師として着任。
学生時代にインターネット上の匿名性や名乗りに関心を持ち、その後は生涯から
死後に渡るまでの情報プライバシーや、リテラシー教育に研究領域を広げてきた。

死後のデータとプライバシー

【#KGU_RESEARCHERS 006 vol.1】
【#KGU_RESEARCHERS 006 vol.2】
【#KGU_RESEARCHERS 006 vol.3】
【#KGU_RESEARCHERS 006 vol.4】
【#KGU_RESEARCHERS 006 vol.5】

参考資料

1)折田明子「遺されるデータとアイデンティティ」塚田有那・高橋ミレイ・HITE-Media編『RE-END 死から問うテクノロジーと社会』pp.172-187, 株式会社ビーエヌエヌ,2021年10月

2) Hiroshi Nakagawa and Akiko Orita : Using deceased people’s personal data. AI and Society,2022

3)折田明子・湯淺墾道:死後のデータを残すか消すか?:追悼とプライバシに関する一考察.情報処理学会論文誌(ジャーナル)Vol.61, No.4 pp.1023-1029, 2020

4)折田明子. ソーシャルメディア利用における実効性のあるプライバシーのコン トロール. 情報社会学会誌Vol.10 No.1, pp.5-14, 2015