臨床栄養学と認定栄養ケア・ステーション

INTERVIEW 11

第11弾は、関東学院大学栄養学部田中弥生教授による「臨床栄養学と認定栄養ケア・ステーション　」。現代は飽食の時代でありながら、呼吸器疾患などの疾患による低栄養状態の高齢者は在宅療養者で約70％、病院では約40％と少なくありません。また、高齢者における健康問題として虚弱を意味する「フレイル」の増加があります。現場の視点と研究者の視点を併せ持った田中弥生先生に、現場で感じた課題意識をもとに現代の栄養課題とその解決に向けた研究活動ついて語っていただきます。

田中弥生 YAYOI TANAKA

栄養学部教授

筑波大学大学院博士課程　修了：博士（スポーツ医学）
日本在宅栄養管理学会　理事／学術・研究事業委員長

中学校から大学までを関東学院で学び、校訓「人になれ奉仕せよ」を胸に、臨床現場を知る研究者として活動の場を広げている。近年の研究テーマは、地域包括ケアシステムにおける栄養ケア・ステーションの健康サポートの効果の検証。