研究報
Research Expectations
#KGU_RESEARCHERS
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#KGU_RESEARCHERS
関東学院大学の研究者の頭の中を巡る知の冒険「#KGU_RESEARCHERS ー研究者たちが今考えていること。ー」。第3弾は、関東学院大学 国際文化学部 高井 啓介 准教授による「魔女と腹話術 〜Witch of Endor〜」。旧約聖書に登場する女霊媒師が、時代の変遷により、「魔女」という異なる意味を持つ存在として定着していく過程を語って頂きます。
高井 啓介 TAKAI KEISUKE
国際文化学部 准教授
東京大学大学院人文社会系研究科 宗教学宗教史学 修士課程修了後、イェール大学大学院中近東言語文明学科 博士課程修了。
東京大学 大学院人文社会系研究科研究員を経て、2018年より現職。
主な研究テーマは、旧約聖書の思想、宗教文化と宗教思想の比較研究、キリスト教史。
1. 髙井啓介.“その声はどこから来るのか : 腹話術の魔術性についての考察”.
「呪術」の呪縛.江川純一, 久保田浩.リトン,2015-2017,p. 125-148,
(宗教史学論叢,19, 20).
2. 髙井啓介. エンガストリミュートスのダイモニオンとダイモーンについて. 関東学院大学人文学会紀要. 2020, 143, p. 279-294.
3. 髙井啓介. 降霊術師の「腹話術」 : サムエル記上28章の解釈史・受容史をめぐって.
聖書学論集. 2021, vol. 52, p. 1-18.