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大衆消費文化とデザイン

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INTERVIEW 15

第15弾は、関東学院大学 人間共生学部 神野 由紀 教授による「大衆消費文化とデザイン」。現在、社会には様々なデザインが溢れています。戦後から高度経済成長期を経て、デザインが庶民に拡がり身近なものになった現在。近代日本のデザイン史を研究する神野由紀先生に、デザインの研究手法と大衆消費社会におけるデザインの変遷について語って頂きます。

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神野 由紀 YUKI JINNO

人間共生学部 教授

関東学院大学 人間共生学部共生デザイン学科 教授
筑波大学大学院芸術学研究科博士課程修了 博士(デザイン学)

専門は「近代日本のデザイン文化史」。「趣味をめぐるデザイン文化論」をテーマに研究を進め、「良い趣味(テイスト)」や「キッチュ」という視点で、近代デザインの本質的特徴の解明に取り組んできた。近年では、一般市民が目指してきたインテリアのデザイン表象の変遷と、1990年代以降の価値基準の変容過程について研究を進めている。

大衆消費文化とデザイン

【#KGU_RESEARCHERS 015 vol.1】
【#KGU_RESEARCHERS 015 vol.2】
【#KGU_RESEARCHERS 015 vol.3】
【#KGU_RESEARCHERS 015 vol.4】
【#KGU_RESEARCHERS 015 vol.5】

参考資料

1) 神野由紀. 趣味の誕生 : 百貨店がつくったテイスト. 勁草書房, 1994, 248,3p.,ISBN4-3266-5156-3.
2) 神野由紀. 百貨店で「趣味」を買う : 大衆消費文化の近代. 吉川弘文館, 2015, xi, 231p.,ISBN978-4-6420-8275-1.
3) 神野由紀, 辻泉, 飯田豊編著. 趣味とジェンダー : 「手づくり」と「自作」の近代. 青弓社, 2019, 368p.,ISBN978-4-7872-3452-0.